仏壇にお供えをして、手を合わせる時に、その意味をあまり知らないまま続けている方もいますが、改めて学ぶ事も大切です。実家を離れて暮らす方も多く、お墓参りをする機会が減っている方もいますし、現代は仏壇のないお家も増えてきています。
お参りする作法を改めて学び、故人と対話する事の大切さをきちんと考えていく事も重要になります。故人の事を考える時間にもなりますし、手を合わせることで、自分を見つめなおす時間にもなり、自分のための時間を作る事としても注目です。
お葬式を進めたばかりで、まだ気持ちの整理がつかない方も、仏壇で手を合わせる事により、気持ちを整理する時間にしたり、故人の事を忘れないように、対話をする時間を大切にできます。宗教によってお参りの仕方は異なりますが、基本的には、正座をして、一礼をするのがマナーです。
その後は、お供えをして、ろうそくや線香に火をつけて、手をあわせる流れになります。最後は一礼をしてから下がる流れとなり、定期的に掃除をする習慣をつける事も大事なポイントです。お参りの正しい作法を身につける事により、忙しい中でも実家に帰った時など、個人の方の事を考える時間を大切にすることができます。