故人のご葬儀を終えた後、戒名を頂くのが一般的な流れになっています。仏様の弟子になったという証で、浄土に往生してください、という意味があります。通夜や告別式の一切の式をお願いしたお寺のご住職にお願いするのが通常の流れです。
菩提寺があれば、そちらのご住職へご依頼をする事になります。その際に注意したい事は以下の通りです。一つ目は、戒名を授かるには、当然に別にお金がかかる点です。文字数が多い、様々な称号がつく、等の内容から、数十万円単位になる場合もあります。
故人を極楽浄土に送り、偲ぶためにはいい名を授かりたい、という気持ちは当然におこります。授かる際には、お願いしたお寺のご住職様とよくご相談の上、金銭的に無理がない事を確認する事が重要です。二つ目は、故人がどういうお人柄であったかを、しっかりとお伝えする事です。
それにより、その故人をしっかりと表現した戒名を授かる事ができます。現在は、インターネットでも様々な情報源があり、どのように授かるのか、どんな称号があるのかを簡単に検索できます。依頼したご住職様とは、様々な情報を共有した上で、双方が納得する名を授かる事で、故人を偲び、お寺とも良好な関係を維持する事につながります。