お葬式の際には香典を持参しますが、お通夜の時かもしくは葬儀や告別式の際に、受付で渡すのが一般的です。不祝儀袋には種類があって書き方にもマナーがありますが、表書きの種類は相手の信仰をする宗教に合わせます。
御霊前は最もポピュラーな表書きですが、他にも御香料や御香典に玉串量に御悔など実に様々です。日本では仏教の仏式が最も多く、表書きは御霊前をはじめとして、御香典や御悔に御香料を使います。キリスト教の場合は宗派がまた分かれているので、お花料や御花料に御ミサ料のほかにも、プロテスタントならば献花料や忌慰料でも構いません。
マナーとして葬儀のアクセサリーにも気を付ける必要があり、普段のトレンド重視ではなく、お葬式にふさわしい装いを重視することです。お通夜や葬儀などで身につけるのであれば、派手なものは避けるべきであり、真珠を選ぶようにします。
反対に身につけるべきではない種類は、輝きが特徴のあるシルバーやゴールドなどです。見た目は黒い色なので問題は無いように感じるかもしれないですが、オニキスや珊瑚なども葬儀の際には避けることです。故人を偲ぶシーンであり、お洒落を競う場所ではありませんから、葬儀の際にはそれにふさわしい身なりを心掛けます。