2022年04月29日
自宅葬を執り行ううえで覚えておきたいメリット
今、家族が亡くなり葬儀を執り行う際、自宅葬を選ぶ人が増えていると言われています。自宅葬というのは、故人の自宅でお通夜や葬儀を執り行う葬儀の形です。これまでの葬儀というと、斎場を借り、多くの参列者を呼んで執り行われるのが一般的でした。
でも、新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、大勢の参列者を呼ぶ葬儀に不安を抱える人も多く、家族や親族など極少人数で執り行うことができる自宅での葬儀に注目が集まっているようです。自宅葬を執り行う最大のメリットは、故人が生前住み慣れた自宅という場所でお別れの時間を過ごせるという点にあります。
特に長期入院を余儀なくされていた場合、自宅に帰りたいという希望を抱いていた故人は少なくありません。その故人の希望に沿う形が実現できるのが良い点です。また、斎場を借りて葬儀を執り行う場合、時間に制限がありますが、自宅での葬儀の場合は、時間に制限がありませんので、ゆっくり心行くまで故人とのお別れの時間を作ることができます。
他にも、一般的な葬儀とは違って決められた制限などがないので、自由にできる点や、斎場を借りる費用がかからない分、費用を抑えた葬儀ができるという点も大きなメリットと言えるでしょう。ただ、ひとつ気をつけたいことは、自宅で執り行うことになった際、隣近所への配慮が必要になります。自宅での葬儀を執り行う旨を事前に知らせておくことが大切です。最近は、自宅での葬儀に対応している業者さんが増えていますので、希望する場合は、相談してみるとよいでしょう。
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