初めて葬儀に参列するときは、葬儀の流れが頭に入っていれば落ち着いて故人を見送ることができます。さらに、マナーと作法を身につけておくことで遺族に対して失礼にならず、スマートに対応できるようになります。特に焼香のマナーと作法を知っておくと役立ちますので、事前に勉強しておくとよいでしょう。
焼香の正しいやり方は、抹香を右手でつまんで香炉にパラパラと落とすのが基本です。行う回数は宗派によって異なりますので、斎場に着いたら宗派を確認しておくと安心です。主に立って行いますが、葬儀が行われる斎場によっては座って行う場合もあります。
自宅で葬儀を行う家族葬の場合は、回し焼香が行われることが多いようです。いずれも基本的なマナーと作法は同じなので、勉強しておくと葬儀に参列するときに慌てる心配がありません。ちなみに、数珠を持っている場合は、左手に数珠をかけておくのが一般的です。
もしも初めての葬儀で不安な場合は、インターネットを活用することで作法を知ることができます。たとえば、葬儀のマナーが紹介されているWEBサイトの中には、動画で正しいやり方を解説しているところもあります。動画なら細かな作法が一目でわかりますし、流れや雰囲気も理解しやすいので、葬儀に参列する前に目を通してみるとよいでしょう。