お通夜を行った後そのまま宿泊をする事がありますが、参列者がみなではなく配偶者及び子供や広く見ても孫までが一般的です。ですが故人から見てどの繋がりの人だけしか宿泊できない、といった明確なルールは設けられていません。
直接的な親族ではなくても故人が生前大変親しくしていた人なら、実は誰でも宿泊はできますので、最後の大切だった人とのお別れをゆっくりとしたいなら宿泊の希望を出しても良いということになります。今では少なくはなったものの地方の田舎に行くと、今でもお通夜も葬儀も自宅を開放して行うこともありますが、その場合だったら家族皆で泊まるのもありです。
宿泊施設を伴う会場ではファミリー向けルームを用意していることもあるので、家族皆で泊まって翌朝からの葬儀に備えることもできます。翌日には告別式もありますので、宿泊をするならお通夜に必要なものと、告別式に必要なものを持参することも忘れません。
自分専用の物を用意しておき持参したいのは数珠、他にも宿泊する際に自分たちの使う、最低限のアメニティグッズも持っていくようにします。お通夜から翌日の告別式まで、親族は思った以上に忙しくなるので、忘れ物を朝持ちの帰ることのないように、香典と数珠にアメニティ、着替えなどは出かける前に鞄に入れておくことです。