訃報とはいつも予告なしになってくるもの、それが遠方の人であり、さらにさほどお付き合いもないような、見かけたくらいの人であっても、遠い親族でも葬儀には参列をするべきなのか、悩ましいところです。また参列をしたいと頭では思うものの、現実問題として今は仕事が忙しい人の方が多いですし、自分の働く職場での会社規定も確認をしなければなりません。
慶弔休暇が認められる範囲はさほど広くはなく、許可されるのは配偶者の父母、いっても兄弟くらいまでということもよくあるケースです。丁寧な対応として考えたとき、遠くても出かけて行き、みんなと一緒におわかれをするのが良いとなりますが、親戚とはいえそれがとても遠かったり、普段からお付き合いなどもほとんどないなら、丁寧な対応をしなければならない義務にとらわれる必要はありません。
無下に即お断りをするような対応をする事はないですが、現実なこととして個々に様々な事情がありますし、仕事関連のこともあるので無理ができない状況にある人もいます。無理をして遠方まで出かけなくても、大切なのはしっかりと誠実な弔意を表す頃です。
電話やネットでも手配できる弔電を送るとか、お花を用意して配送してもらうこともできますし、代理を立ててお香典を持っていってもらったり、誰か身近に参列する人がいるならお香典を頼んでも構いません。