人が亡くなったときには、法律に則って適切に手続きをしなければなりません。まず、その人の死亡を知ったときから七日以内に、死亡届を提出しなければいけないことになっています。通常は医師が死亡診断書を書いてくれますから、それを持って役所に行きます。
届け出ることで、亡くなった人の戸籍が抹消されるということです。このとき、埋葬許可申請もします。死体火葬をするのには、許可がいるわけですね。許可証をもらって処理をしなければ、死体遺棄罪に問われてしまうこともあるでしょう。
その上で葬儀会社に電話をして、葬儀を執り行います。また、忘れずに年金や保険の手続きもしなければなりません。本人が亡くなっているのに年金をもらい続けていると、それは犯罪行為となります。後で返さなければならなくなるので、やめておきましょう。
死亡一時金が貰える場合もあります。忘れずに申請をしましょう。ちなみに、多くの申請に期限が設けられています。死亡を知った日や、死亡の日から何年という形になっている事が多いので、その期限内に申請をする必要があります。
あまりにも遅れてしまうと、時効で権利が消滅してしまう可能性があるので気をつけましょう。お葬式の準備等は、葬儀社がすべて上手く進めてくれるので心配はないでしょう。当日の挨拶など、やるべきことは限られていますから、喪主となったならそのことだけに集中をしていても問題はありません。親族も協力してくれるはずなので、あまり不安に思う必要も薄いですね。