人が亡くなった時、安置する場所としては、病院で亡くなった場合には霊安室が用意されています。今は大体8割近くの人が病院で亡くなっているというデータもあります。しかし葬式の始まるまでの間、ずっと預かっていてくれるわけではありません。
また、自宅で亡くなった場合などにおいても安置室をどうするかを早急に考える必要があります。病院で亡くなった場合などは、数時間しか置いてもらえないというケースもあるようです。つまり、いったん自宅、もしくは葬祭場の安置場所へ搬送することが必要になります。
まず何をするべきかというと、葬儀社に連絡を取ることが一番です。その際に、どこの葬儀社がいいかを決めるところから始まると更に時間がかかりますので、予め決めておく機会があれば、割とスムーズに進みます。事前に検討することはタブーのように考えがちでしたが、最近はエンディングプランを積極的に考えることも取り上げられるようになりました。
遺体の搬送をせかされて、あまり考えずに葬儀社を決定して後悔するようなことになるのであれば、事前に考えておくほうがよっぽどか良いでしょう。その際に必要な書類は医師により発行された死亡診断書です。葬祭場などの施設を安置場所に選ぶと、プロに全て任せられるので、衛生面でも安心であるという点です。
また、自宅に弔問に来られるよりも対応もスムーズです。ただデメリットもあります。面会できる時間に規制があって故人とゆっくりと最後の対面が出来ない場合や、プロに任せるだけ安置料金が高くなるという点は覚えておきましょう。しかし、自宅でよりも葬祭場の方がその後の通夜や葬儀のことも考えると、スムーズでしょう。