葬儀のプロ今村の葬儀の準備まとめ

2017年11月30日

終活の第一歩は最終ノートの作成から

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一口に終活と言っても、内容は多岐にわたります。遺言状を作成したり、生前贈与に踏み切ったり、人によっては生前葬を執り行うかも知れません。元気に活き活きと働いている間であれば、全く死後に考えが及ばないこともあるでしょう。

しかしながら、現代の生活では、いつ、どんな不慮の事故に巻き込まれるかは分かりません。難しく考える必要はありません。いつ自分が最後の時を迎えてたとしても、残された人に考えや資産が残るよう、普段から準備しておくことが終活の始まりです。

まず手始めとしてお勧めするのは、最終ノートの作成です。信頼できる相手を見極め、その人に向けて作成していきます。自分がいなくなったことを誰に伝えて欲しいか、どんな資産があって書類はどこか、本人しか知り得ない情報は実に多くあります。

一昔前なら、電話帳は紙の媒体でしたが、現在では電子化されていることが多いため、スマホやパソコンが使用できないと連絡が取れません。簡単にでも連絡先を書き出しておくと良いでしょう。また、主にネットバンクを使用している場合、口座の存在自体が知られない可能性があります。

口座番号とともに暗証番号も残しておくと良いでしょう。全てを書き出さなくて構いません。この人になら、ここまでは知られても良いと思える内容を記し、万が一に備えたノートの存在を相手に伝えておきます。なお、かなり重要な情報がつまったものとなります。普段は厳重に管理してください。託す相手にも、おおよその保管場所を伝えるくらいがちょうど良いかも知れません。


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