最もシンプルな葬儀のセレモニーとして最近火葬式が注目を集めていますが、火葬式にかかる費用は火葬場へ支払うものだけではありません。遺体を寝台車で運ぶ費用や遺体を安置する費用なども含まれます。遺体の安置は、日本の法律では亡くなってから24時間以内は火葬することができないと定められているため必要になります。さらに人件費や運営費もかかるため、火葬料の平均的な相場は20万円から30万円になります。ある葬儀会社で行われている火葬式のプランは通常価格が193000円となっており、通夜や告別式は行われません。
葬儀の式場には、お悔やみの気持ちをこめたお花を供えることが常識です。これは、喪主や家族も同じです。喪主、子ども一同、孫一同などの立札のついた花を見たことがあるかもしれませんが、これも見積もりの際に手配します。喪主であるから立派なものをと考える人もいますが、供花はけっこう高額な買い物ですから無理は禁物です。式場には喪主や家族以外にも親族や会社関係者からの供花が並びますので、それを頼りにして自分たちの負担を抑えるのが賢いやり方になります。