亡くなってから葬儀を行うまでの期間は、冬場の寒い時期でも何日も開けられません。それは腐敗が進むからです。ドライアイスなどで冷やしながら腐敗を遅らせるようにしますが、一度進むとどんどん腐敗していきます。顔の表情なども変化しますし、かわいそうに感じることもあるでしょう。寂しいでしょうが、できるだけ早く式を行って火葬してあげた方が故人の印象を良い状態に保てます。ただ、ある方法を使うともう少し余裕を持った対応が可能になります。
葬儀の間は、故人の体はまだ焼かれていない状態です。式が終わると火葬場に行き火葬されます。そして遺骨として骨壺などに取ることになります。その後の遺骨の管理方法はそれぞれの家庭で異なります。一般的には四十九日まで自宅で供養し、その後お墓に埋骨するとされています。最近は納骨堂などがありそちらで供養してもらう方法もあります。お墓などに入れずに自宅でずっと供養すると考えている人もいます。自宅にあれば、故人との一体感を維持できます。