日本で葬儀を行うには火葬場の存在が欠かせません。というのは日本では火葬が一部地域を除いて義務化されているからです。さてその施設は基本的に市町村運営で成り立っています。そのために各市町村に1か所以上が設置されている場合が多くなっています。もしなければ隣接市町村と共同で運営されているような形態も存在しています。そんな公営で運営されているのがほとんどな火葬場ですが、そこを利用するにはお金が基本かかります。
キリスト教式の葬儀のときに、教会で行われるのは事実です。一般的には焼香は行われないだろうと思われがちですが、実は焼香は行われることもあります。全ての宗派で行われるわけではなく、カトリックだけで行われるといわれており、カトリックの典礼をつかさどる書物の中に書かれているため、事実です。なお、プロテスタントでは実施されませんので、注意してください。なぜカトリックだけで実施されるようになったのか、その理由としてはローマ時代にさかのぼります。
お葬式の準備を進める時に、葬儀会社のスタッフがしっかりとサポートしてくれますが、その後のこともきちんと考えて行動できるようにすることも大切です。有効期限までに提出する必要がある書類もあるなど、分からないことのないように、もしものときに備えて、お葬式の基礎知識を身に付けることをおすすめします。葬儀が終わった後、書類の提出を期限までに進めることをしっかりと考える必要がありますし、相続の話し合いを家族と進めることにも注目です。
お葬式の際には香典を持参しますが、お通夜の時かもしくは葬儀や告別式の際に、受付で渡すのが一般的です。不祝儀袋には種類があって書き方にもマナーがありますが、表書きの種類は相手の信仰をする宗教に合わせます。御霊前は最もポピュラーな表書きですが、他にも御香料や御香典に玉串量に御悔など実に様々です。日本では仏教の仏式が最も多く、表書きは御霊前をはじめとして、御香典や御悔に御香料を使います。キリスト教の場合は宗派がまた分かれているので、お花料や御花料に御ミサ料のほかにも、プロテスタントならば献花料や忌慰料でも構いません。