葬儀が終わった後にも、まだまだやることはたくさん残っています。年金給付停止の手続きは。家族が亡くなった場合は早急に行うことです。手続きに戸惑うようであれば、日本年金機構に直接電話をしても構いません。故人の氏名をはじめ死亡年月日なども伝えて、故人の年金番号もそれでわかります。また故人が生命保険への加入をしていたならば、その手続くも済ませなければなりません。契約をしていた保険会社へと家族が電話をかけて、給付請求をすることです。
葬儀の形式は、宗派によって異なります。そのため、葬儀に参列する際は、どの宗派の葬儀かを事前に確認したうえで、その宗派のマナーに合わせて行うことが大切です。たとえば、キリスト教の葬儀は、仏式の一般的な葬儀とは形式が大きく異なるため、事前にマナーをしっかり頭に入れておくと安心です。まず、キリスト教の葬儀は、斎場で行わず、教会で執り行うのが一般的です。お通夜というものはないのですが、日本の習慣に従って前夜祭という形で執り行っています。
葬儀の段取りは地域によって段取りが違いますが、火葬場の予約をしてから決めないと急に予定変更をしないといけないこともあります。火葬は告別式の後に行う流れが一般的で、故人が亡くなってから24時間経過しないとできないため時間を決めてから考えることが重要です。自宅がマンションや団地などの集合住宅である場合は禁止されていているため、別に式場を確保してから計画を立てる必要があります。火葬は故人の死後24時間が経過してから行うことが義務付けられているため、その前に参列者に案内して故人を偲べるように考える方法が望ましいです。
会葬礼状を受け取った際には、御霊前で失礼にならない服装についてきちんと勉強をすることが重要です。たとえば、派手な色の服装やアクセサリーについては、御霊前で失礼になることがあるため、できるだけ地味な色合いの装いを心がけることがポイントです。また、葬儀のアクセサリーの種類としては、真珠やダイヤモンドが付いたネックレスが定番ですが、宗教や宗派に応じて臨機応変に対応をすることがポイントです。日常生活の中で葬儀に参列をする機会が滅多にない人は、アクセサリーの選び方について迷ってしまうことがあるため、場合によっては信頼できる先輩や友人、親族などに相談をしてみると良いでしょう。